2017年01月19日

一人で運営する塾のICT活用の可能性 3

繰り返し述べているように、当塾は私一人で運営されている。つまり
通塾生は当然のことながら、私の授業しか受けないこととなる。

ここには大きな問題がある。例えば私は英語が苦手であり、発音に
ついては全く指導できる状況にない。これまでもその点についての
生徒諸君への申し訳ない気持ちは日々感じてきた。同時に可能な
範囲で、そのマイナス面を少しでも修復できるように手は打ってきた。

例えば、当塾では教科書の音源はもちろんのこと、暗記用に使用し
ている英単語帳の音源、さらには英文法問題ソフトにも発音機能が
あるものを採用している。これらの音源は、すべて各自が塾生である
間、塾にて提供される個人専用のiPad miniにて自由に聞くことがで
きる。

しかしである。今後確実に進む高大接続改革とそれに伴う英語教育
の変容は、この程度の対応ではまったく不十分となるほどの大きな
うねりとなり個人塾に押し寄せてくることは間違いない。

私は個人的には、今回の教育改革の動向は、個人学習塾の存在
基盤自体を揺るがすものだと捉えている。少なくとも、ある一定レベ
ルまでの英語指導を提供できない塾には、究極の選択が求められる
可能性がある。その選択は極論で言えば、2つだ。

英語指導できる人材を雇用し、サービスを提供する形式に業務形態
を変更するパターン。

英語指導は十分にできないことを明確に示し、他塾や英語系の学習
教室との併用を受け入れる業務形態に変更するパターン。この場合
数学専門塾と英語専門塾との共同運営など多くの可能性がある。

もちろん、この2択パターンは極端な面もある。しかしながら、本筋を
誤っている訳でもないと私は考え危惧している。

そんな思考錯誤の中で、私自身も本当に決断できず揺れているのが
正直な現状である。ただ、現時点では、4技能化へと進んでいく英語
指導の動向を見極めながら、最終結論はしばらく後に出さなくてはな
らないとも考えている。だから今は、生徒諸君に対して、現時点で考え
得る最善のサービス提供の在り方を検討している最中である。

そんな中で、今私が3月よりの新年度に導入を最優先したいと考えて
いるのが、発音の判定システムである。
つまり私の提供できないサービスを、ICTの力を借りて提供したいと
考えているのである。

現在の中学生が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新制度による大学入試を受験する時を
高卒で働き出した時、英語技能が求められる職場に就職した時を
可能な範囲でイメージし、自塾における英語指導の在り方を本気
で考え抜かないといけない時期が迫ってきているのだと私は思う。


qa2005 at 23:50│Comments(0)TrackBack(0) 一人運営塾のICT活用 | ICT授業への取り組み

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字